8回に打線が爆発し、グライシンガー、内海に次ぐチーム3位の8勝目が転がり込んだ。「自分が投げた次の回に味方が点を取ってくれたおかげです」プロ初勝利を挙げた思い出の甲子園は、今でも緊張する舞台だという。それでも、敵地の声援は「バッターに集中すると耳に入らなくなる」というから大したもの。抜群の集中力と勝負度胸が、安定感ある成績につながっている。
原監督は「山口が抑えて(打線が)いいリズムで入れた。8勝目? 素晴らしいですね」と絶賛した。昨年、育成から支配下登録された若き左腕が、いまではクルーンにつなぐセットアッパーとして欠かせない存在にまで成長した。坂本とともに新人王も十分、狙える位置にいる。「タイトル」には「まったく意識していないです」とプロ2年目のサウスポーらしく、照れ笑いで締めた。
◆山口 鉄也(やまぐち・てつや)1983年11月11日、横浜市生まれ。24歳。横浜商高から米大リーグ・Dバックスのルーキーリーグを経て、05年の育成ドラフトで巨人入団。07年開幕直後に支配下登録され、1軍で32試合に登板した。今季は54試合、8勝2敗1セーブ、防御率2・01。年俸1400万円。183センチ、74キロ。左投左打。
◆セの新人王争い 本命は3年目の阪神・岩田。先発で8勝7敗、リーグ3位の防御率2・47と好成績を残している。山口もリーグ3位の54登板、8勝2敗1セーブ、防御率2・01と安定感を維持し、アピール。巨人・越智、横浜・小林らが追う。打者では高卒2年目で開幕から全試合スタメン出場を続けている巨人・坂本や、広島・赤松らも資格を持つ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080901-00000079-sph-base
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山口投手には10勝して新人王を獲得して欲しいものですね。
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